採用TOP > 大迫電気について

 大迫電気が日々製造している「制御盤」は、産業機械の精密な動きを、その名の通り制御・コントロールするモノになります。普段の我々の生活の中で目にしたり・触れることはありませんが、スマートフォンやパソコンなどになくてはならない部品に必要不可欠な製品になります。

日本の製造業の強みは、産業機械になり、その制御部分をつくっている企業こそが大迫電気です!

 日本国内には優れた技術を持つ製造業が多くあり『モノづくり大国』と言われています。一方で、我々が普段の生活で身に着ける衣服や消費財と言われる個人が使う製品の多くが発展途上国で製造されています。住宅やマンション、自動車や食料品などを除けば、「made in Japan」の製品は意外と少なことがわかります。

 そのような現状にも関わらず、なぜ『日本はモノづくり大国』と言われるのでしょうか?それは日本製造業の技術力は、『機械をつくるための、機械』・『製品をつくるための、機械』など、生産財と言われる産業機械の製造に優れているに他なりません。これが何を意味するかというと、日本国内で製造した産業機械がなければ、「 優れた製品を製造できなかったり 」、「 製品を作る為の高度な機械自体を、製造することができない 」ことを意味します。このような日本が誇る技術力は、産業機械にあり、その産業機械の動作をコントロールする制御盤を製造している企業が大迫電気になるのです。

産業機械を制御をコントロールする制御盤

『産業のコメ』を製造する半導体製造装置をコントロールする制御盤こそ、大迫電気の主力商品!

大迫電気の制御盤は半導体製造装置向けが中心

 製品や機械をつくるための産業機械の中にも、工作機械や食品機械、包装機械など、様々な種類があります。その中でも、昨今最も注目されているのが『 産業のコメ 』と呼ばれる半導体を製造する半導体製造装置です。半導体とは、メモリ、CPU、ICなどが代表的な種類になり、スマートフォンやデータセンタ、自動車にも使用されています。半導体の市場規模は、1950年頃のトランジスタの開発から本格化し、2020年代に入っても市場規模は拡大を続け、2050年には世界の半導体市場は1兆ドルを越えるとも予想されています(半導体の市場規模:1980年 約110憶ドル、2010年 約3000憶ドル)。

 半導体製造装置にも前工程・後工程とその種類も多くありますが、どれも非常に高度で微細な制御技術が求めれる産業機械になります。この半導体製造装置を製造している国は世界でも限定されており、日本・アメリカ・オランダのメーカーが大部分のシェアを握っており、まさに先進国でしか製造することの出来ない最先端の産業機械になります。そして、大迫電気の制御盤は、この半導体製造装置の制御盤が中心となっています。

機械やロボットではできない人たる所以の技術職!それが大迫電気の仕事内容!

 どんなに高精度な産業機械であっても、元々は金属の鋼板やブロック、各種電気部品や配線の組合せ、プログラムによって製造されています。特にコントロール部分である制御盤は、何百点数の電気制御機器と複雑な配線で構成されています。また電気制御機器には入出力信号の配線や通信配線もあり、半導体製造装置の制御盤になると、より複雑な構造となっています。この複雑な制御盤は、その複雑さと一品一様の仕様(量産品であっても、機種により微妙に違うことが多い)により、ロボットや機械で決して作ることができない製品となっています。

 今後、製造業の中でもオートメーション化が進み、人の仕事がロボットや機械に代わることが増えてくると予想できます。ですが、大迫電気の仕事はオートメーションを推進するための大本の作業であり、人でしか出来ない、技術者でしか製造できない領域の仕事を行っています。つまり、今後もなくなることのない技術の会社になるのです。

無人で製品を製造をする産業用ロボット