自動車や産業機器向け部品を手掛ける、社会を支えるものづくり企業

 

㈱福田工業は、千葉県千葉市で創業し70年以上もの歴史を持つ、プレス加工技術で勝負するものづくり企業です。プレス加工とは、鉄やアルミなどの薄い金属製の板を金型で挟み込むことで任意の形状に切ったり曲げたりする方法ですが、私たちはこのプレス加工技術を用いて、例えばガスケットと呼ばれる、自動車エンジンのガス漏れを防いだり水や油などの液体が漏れたりしないようにする部品など、自動車業界や産業機器のお客様向けに製造し、納入しています。私たちの手掛ける部品は、どれも機械を正常に動かすには絶対に欠かせないパーツであり、こうした長年の技術の積み重ねが評価され、今では自動車メーカーSUBARUなど、多方面の大手メーカーと直接取引をさせて頂いています。

自動車メーカーからの厳しい要望に応え、確かな技術と品質を確立

 

私たちのメインのお取引先は「自動車業界」になりますが、この業界はある意味、日本の製造業の中でも品質・コスト・納期すべてにおいて最も厳しい業界とも言われています。福田工業はそうしたご要求にも真摯に対応し、製品技術、生産技術、品質管理、納期管理における改善・改革を進めて、信頼を積み重ねてきました。そして競争力を向上させてきました。
その結果、これまでの取り組みを評価され、自動車メーカーとも直接お取引をさせて頂くまでになりました。さらに現在ではこうした技術と品質を活かして、自動車以外の業界への拡販を積極的に行っています。

技術提案型の企業を目指して

 

現代は、消費者のニーズが多様化したことで、我々が手掛けるものづくりにも 変化への対応力 と スピード が一段と求められるようになりました。私たちは、自動車業界からの要望に応え続けてきたように、これからも福田工業は世の中のニーズに柔軟に対応していくべく取り組みを行っています。
そうした取り組みのひとつに、産業機器や一般消費者市場から広く求められている「トムソン加工」の技術開発があります。これは当社が手掛けてきた技術の一つですが、これまではプレス加工よりも安かろう悪かろうという位置づけでした。
私たちはここに着目しました。本当に安かろう悪かろうなのか?研究開発により品質を上げられないのか?そしてお客様の役に立てないのか? こうしたマインドのもとに技術開発を積み重ねた結果、プレス加工並みの品質を保ちつつも、スピードは維持しつつコストは抑えるという、この業界の常識を覆す技術を確立することに成功したのです。今では産業機器をはじめ、医療機器・食品・日用品に至るまで、ありとあらゆる産業界から評価され、採用されるに至っています。

もしかして、あなたの身の回りにあるちょっとした製品は、福田工業が製造した製品かも知れません。