株式会社御幸で実際に働く、先輩社員たちの生の声を紹介します。
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業界未経験でもマシニング加工にトライ!
株式会社御幸に入って今年で8年になります、Hといいます。僕はどちらかと言うと興味をもったものにすぐに飛びついてしまう方で、これまでも学校を卒業した後にいくつかの仕事を経験してきました。でも、この御幸で8年も仕事を続けてこられました。これも、やっぱり今担当しているマシニング加工の仕事が奥深く、面白いものだから、という事があると思っています。
実は、御幸という会社も、その業務内容も、まったく知らなかったんです。ただ、求人で「マシニング」という言葉を見た時にピンときて、何だろう?と興味が湧いたんです。ものづくりにはもともと興味があり別の仕事もしてきたいのですが、とにかく知りたい!と思って応募したのがきっかけです。
最初にマシニングを見たとき、大きいな・・・どう動かすのかな・・・と思いましたが、それよりも「やってみたい!」という気持ちが勝っていたので、お願いして入社しました。
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御幸の大変でも面白い仕事は、ココ!
入社当時からマシニングセンタを担当していて、最初は少し難しいと思いましたが、すぐに慣れました。今は、設計部門から2Dのデータをもらい、それを元に自分でCAMでNCプログラムを作って、マシニングセンタに転送、あとはマシニングの段取りを行って加工しています。
御幸が手掛ける金型やその金型部品をマシニングで加工する場合、加工精度は±0.005mm、5ミクロンという非常に厳しい世界で、この要求精度をキープすることが当社のマシニングの難しいところです。これをキープするためには事前準備と工具のチェック、加工後の寸法チェックなどをきっちりやらないといけません。また、御幸の手掛ける金型製作は毎回形が違うので、マシニング加工においてもその都度プログラムを作らなければなりません。さらに、加工する部品は1つではなく複数で、しかもそれを納期通りに仕上げていかないといけないので、そのための工程管理・作業段取りが難しい部分かなと思います。
でも、自分で作った段取りで事がすすみ、プログラムで思った通りの形状と寸法が出た時は、すごく面白いと感じます。そう感じるのは、御幸に入社する前に勤めていた仕事にも原因があるかも知れません。そこは、プラスチックの塗装を行う会社だったのですが、そこの仕事は指示された通りに作業をするだけで、日々同じものに塗装し続けるだけでした。毎日同じことの繰り返しはとてもつらく、モチベーションも上がらないものです。
その会社の仕事と比べると、御幸の金型の仕事は、自分で仕事の流れを作ることができるんです。手も頭も使う仕事なので、大変ではありますが楽しい部分でもあると、僕自身は思っています。
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目指すは、工場一の加工職人!
まだまだ未熟者なので、先輩社員や同僚にいつも相談しながら仕事を進めていますが、今後はマシニング加工・フライス加工・研磨・金型仕上げ以外にも、ワイヤーや放電といった他の加工機も手掛けて、金型の加工職人として技術を極めていきたいと思っています。株式会社御幸のよいところは、他社では経験できないような面白い仕事ができる事もありますが、もう一つ挙げるとすると、社長も含め、社員全員が相談しやすい雰囲気であることです。この採用サイトに載っている写真を見てもらえば分かると思いますが、とてもよい方ばかりです。
仕事が面白いこともありますが、こうした会社の雰囲気があったからこそ、僕もここまで仕事を続けてこられたのかな、と思っています。