採用TOP > 株式会社協和工業とは
株式会社協和工業は秋田県にかほ市で創業し、70年以上の歴史を持つ「金属製品製造業」の会社です。
ジャンルとしては「精密板金加工」になり、鉄・ステンレス・アルミなどの薄板を、お客様から頂いた図面通りに加工する仕事をしています。
「精密」が付く通り、高い寸法精度が要求される板金製品を作っており、サイズは手で持てる大きさ・重さのものが中心となります。
そのため、協和工業では女性も製造現場で数多く活躍しております(約4割が女性です)。
平成31年には増築の新社屋が完成し、明るく快適な職場で約85名の従業員が働いています。
『清潔』板金へのこだわり
協和工業は、その時代が求める様々な分野の精密板金部品を製造してきました。
近年力を入れている分野は、医療・介護機器、情報関連機器、産業装置(半導体製造装置など)の板金部品や筐体です。
特に医療機器のような外観品質に厳しい製品でも、キズがなく美しくキレイに仕上げる《技術力》と、それを支える《品質保証力》が当社の最大の強みです。
『精密』な製品に『清潔』を付加価値とし、お客様の期待以上の製品をお届けできるよう取り組んでいます。
協和工業は、品質マネジメントシステムISO9001だけでなく、医療機器の品質マネジメントシステムISO13485の認証も取得しております。
当社の品質に対しては多くの優良企業様から高い評価と信頼を頂いております。
独自のノウハウが生む競争力
協和工業のもう1つの強みが《納期対応力》です。
当社ではオリジナルの生産管理システム・生産計画システムを構築し、社内全体にネットワーク化して運用しています。
工場内では、加工図面データや納期だけでなく、その製品の過去の不良製作情報、顧客要求事項など様々な情報を作業者全員で共有しています。
また、各工程の進捗状況や1日の作業量などの情報を各工程の大型モニターで「視える化」し、高い生産性と納期遵守率を実現しています。
このシステムは、作業者の意見やアイデアを採り入れながら作り込まれており、常に改善と進化を続けています。
社内ネットワーク化されたデータを作業者全員で共有
各工程の大型モニターで「視える化」
働きやすさはお墨付き!
協和工業は長年にわたり品質や納期を愚直に追及してきた結果、お客様から高い評価と信頼を頂き、受注も拡大を続けてきました。
その一方で、数年前の生産現場は各工程の仕事量のバランスが悪く、長時間労働で目の前の仕事をこなして納期を死守しているといった問題を抱えていました。
そこで新たに運用を始めた生産計画システムでは、納期から逆算したバランスの良い製造指示を出すことが可能となり、さらには各工程がその日にやるべき仕事量や、停滞状況などが一目で分かるように全工程にある大型モニターで「視える化」しました。
その結果、各作業者の時間に対する意識が変わり、時間外労働が激減するとともに、有給休暇の取得率も向上しました。
このような取り組みと成果が評価され、2018年度厚生労働省《働きやすく生産性の高い企業・職場表彰》において、全国13社の受賞企業のうちの1社に選ばれました。
厚生労働省「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」とは?
この表彰制度は、企業における生産性の向上と雇用管理改善(魅力ある職場づくり)が両立されている企業が選定されます。第3回の2018年度は全国から13社、製造業では当社が唯一、選定されました。
SDGsへの取り組み
最近、耳にする機会が増えた「SDGs」。言葉は聞いたことがあるけど、具体的にはよくわからないという人も多いのではないでしょうか?
SDGsとは2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。私たちの周りにある、貧困や社会格差、環境破壊による異常気象など、さまざまな問題の解決を目指す取り組みとして注目されています。
また、2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
協和工業は、ものづくりをしている工場ですので、たくさんの電力を使用します。仕事が増えれば増えるほど、電力使用量も増えますので、会社を発展させる=温室効果ガスの排出を増やしてしまう・・・という問題に直面しています。
それならば!ということで、協和工業は2023年、自家消費用の太陽光発電設備を導入しました。会社全体の屋根を埋め尽くした太陽光パネルは1000枚以上になります。この設備により、年間に使用する電力の約25%を再生可能エネルギーで賄うことを想定しています。
このように、協和工業はさらなる発展を目指しながらも、社会問題の解決にもしっかりと取り組んでいる会社です。
2022年、秋田県SDGsパートナー企業として登録されました。